ミニマリストって最近流行っていますよね。多くのものを持たない主義の人。
スティーブ・ジョブズも、ワンルームにポツンと座って、傍らにライト、目の前にパソコンだけがある写真が有名ですよね。
日本では堀江貴文さん(ホリエモン)がものを持たずに生きている人では有名ですよね。
中田敦彦さんも、ほとんどものを持っていないって行ってましたね。シンガポールに移住した際、スーツケースとリュックだけ(?)で行けたと言っていたような気がします。
で、ミニマリストってほとんどものを持たない人のことを言うので、たくさん物を持っている人からすると「不便そう」と思われてしまうんですよね。
でもそれは「トンチンカンな感想」だと思っています。
なんでかというと、ミニマリストが優先しているのは「物を持たないこと」ではなく「ミニマリストという思想」だから。
ミニマリストとしての思想が、結果的に物を持たないという結論に至っているだけ。
ミニマリストしぶさんの存在を知る
日本で「ミニマリスト」として影響力を持っている人にもうひとり、「ミニマリストしぶ」さんがいらっしゃいます。
余白ある部屋は、精神安定剤。
物を減らす。片付ける。ノイズになる不用品を視界から無くして、お気に入りの物だけに囲まれた環境に、家に居ても快適な空間作りを。あえて何も置かない生活スペースを設けて、自宅でヨガやフィットネスに励む。部屋の余白が、メンタルも体も健やかに保ってくれる。 pic.twitter.com/cySe1S1egn
— しぶ / 澁谷直人 (@minimalist_sibu) December 22, 2021
「手ぶらで生きる。見栄と財布を捨てて、自由になる50の方法」という本を出版されています。
(ちなみに執筆時にAmazonで見たら、Kindle版が50%オフの660円でした!)
そのなかでしぶさんは、『「なににお金を使い、なにに使わないか」を決めることは、「自分にとってなにが幸せか」を知ること。』と書いています。
つまり、ミニマリストは「自分にとっての幸せ」を追求する思想じゃないかなと。
本の中で書かれていたいくつかのことを実践しつつ、しぶさんの考えっていいなぁと思いました。
余計なことを考えなくなるんですよね。自分に集中できるようになる。そこがいいなと思っています。
自分なりの目標
とはいえしぶさんほどのミニマリストにはなれそうもないので、その思想を参考にしながら、私はどんどんものを減らしています。
大きな目標は「好きなものだけに囲まれて生きること」。
でもこれ、100%叶えることは難しいです。なぜかというと、好きでなくても必要なものはあるから。
例えば、洗濯機は生活に必要だけど、別に好きではないんですよね。
(こう書いてみると、感謝はしているなぁと思った)
また、車は移動の効率を上げてくれるけど、好きではないんですよね。
(同じく、感謝はしているなぁと思った)
だから、わたしの「残すもの」の判断基準と目的はこうなりました。
- 好きなもの(できれば大好きなもの)
- 必要なもの
- 時間を生み出してくれるもの
この3つです。
ただ、ものを減らす時に「物理的な制約」がある方が進めやすいとも思っているため、これは思想とは離れますが物理的な目標も持っています。
直近の「物理的な目標」は、「自分の持ち物全てを、クローゼット1つに集約すること」。
いや、これがなかなか難しい。
なんせ私は、一人暮らし時代の引っ越しの時に、引越し業者の人から「普通の人の倍以上あります」と言われたぐらい持ち物が多いんですよね。
でも、栃木県で田舎暮らしを始めてからというもの、少しずつものを減らしていって、1年目では次のものを無くしました
- 横90cmで天井まで届く本棚1つ分
- 横50cmの本棚3段分
- ベッドの下の収納半分
- 服を半分ぐらい?
本が大半でしたね。
本好きの自分としては断腸の思い・・・と思いきや、手放してからは全く本のことは思い出さない。
この経験を通してわたしは、「手放そうかな・・残そうかな・・」と考えている思考がもったいないということに気づきました。
そして、そう悩んでいるものは、手放しても全く問題ない。むしろ積極的に手放すべきだと考えるようになりました。
ライトなミニマリストを目指す
しぶさんほどのミニマリストにはなれないと書きましたが、私はライトなミニマリストを目指そうと思います。
好きなものはそれなりに多いし、本や食器(ガラスが好きすぎて)は手放せないと思っているものが多いからです。
でも、クローゼット1つ分ぐらいまでものを減らせたら、「余計な思考」をかなり排除できるんじゃないかなと思っています。
今は服も、パターン化していこうかなと思っています。なんなら、夜と昼で着る服を変えなくていいんじゃないかとも思っています。
同じのを着るという意味ではなくて、同じ種類で揃えるという意味ですよ。
余計なことを考えなくてよくなった結果、自分がやりたいことや自分が大切にしていることに集中していきたいなぁと考えています。
2022年に減らしたいものは
- 横50cmの本棚3段分
- 横50cmの収納1段分
- ベッドの下の収納半分
- 服をあともう少し
ですね。頑張ります。