「すみません」を連呼する人が信用できない〜ありがとうと言おう〜

フィロソフィー

あなたの周りには、「すみません」を連呼する人いませんか?

または・・・あなたはそうではありませんか?

今回は、「すみません」を会話やメールで頻繁に使う人を、なんとなく信用できないという話です。

ちなみに、絵文字(これ→🙇)も同じです。

「すみませんが嫌だ!」という話だとなんの約にも立たないので、「じゃあどうすればいいの?」という話もしたいと思います。
私が実践をして、ガラッと考えが変わった具体的な方法です。

実は過去の自分が「すみません」を連呼していました

実は、過去の私は「すみません」を連呼していました。

とくにサラリーマンになりたての時は「すみません!」ばかり言っていて、ある時「すみませんってもう言わないで!!!」と、先輩に怒鳴られていました。そして、それに対して「すみません!!」と言っていたというジョークのような本当の話です笑
(ちなみにこの怒鳴ってきていた女性の先輩は、私がもっとも影響を受けたと同時に、もっとも話しやすい先輩の1人です)

ただ、今になってその気持がすごくわかるんですよね。

そこで、「なぜすみませんという言葉を連呼する人を信用できないのか」を考えてみました。

なぜ「すみません」の連呼は信用できないのか?

ちなみに、「連呼」と言っていますが「すみません!!すみません!!!!すみません!!!!!!」とずっと言っている人のことではありません。

事あるごとに、すみませんが添えられてくる人のことです。
なにか話せば「すみません」、なにかやってあげても「すみません」、感謝するような場面でも「すみません」と言ってしまう人のことです。

で、なぜ「すみません」と事あるごとに言う人を信用できないのか。
大きく分けて2つの理由があります。

  1. すみませんと思っていないんじゃないか?
  2. 二面性があるんじゃないか?

この2つ。それぞれ補足しますね。

すみませんと思っていないんじゃないか?

すみませんが連呼されると、「すみません」の意味が軽薄に聞こえてしまうんですよね。

いつも言っているから、本当の謝罪でも「いつものすみません」みたいな感じになると思うんです。

それが、「すみませんと思っていないんじゃないか?」という気を起こさせてしまいます。

一言で言うと「軽い」んですよね。

だから、相手を更にイライラさせてしまう場合がある。

私がサラリーマンになりたての頃に先輩をイライラさせていたのは、これが理由だと思っています。

イライラした相手は、更にイライラを募らせるというイメージ。

だからこそ、「すみません」を連呼するのは自分にとっても相手にとってももったいないんですよね。

そんなつもりが無いのに軽率になってしまうから。

二面性があるんじゃないか?

もうひとつは私が経験した事例。

私が運営しているレンタルスペースをご利用いただいたお客様の事例です。
(ちょっとぼかして話しますが)

10代のお客様で、何度かご利用いただいていたお客様だったのですが、ある雨の日に「遅れてしまいます!」という連絡があったんです。

「遅れてすみません🙇」

「ご迷惑をおかけします🙇」

「申し訳ありません🙇」

という感じ。

そんなに謝らなくてもいいのに・・という感じで思っていました。

それとほぼ同じ時刻に、偶然見ていたInstagramにその方のストーリーズが表示されたんですよ。

そこに書かれていたのは、お母さんへの罵詈雑言・・・ここでは書けないですね。

要するに、お母さんのせいで出発が遅れてしまったという感じ。

ただ、こんなに「すみません🙇」を連呼しながらこんな感じなのか・・・とかなり引いてしまったことを思い出します。

つまり、表面的な「すみません🙇」になんの意味もないということ。

使いすぎは逆効果ですね。

お礼のための「すみません」はもったいない

もうひとつ深堀りしてお話しします。

「すみません」を言ってしまう人に対して、もったいないと思ってしまうんですよね。

日本語では「すみません」を、「ありがとう」のニュアンスで使うこともありますよね。

「醤油とって!」→「はいどうぞ」→「すみません」みたいな感じです。

でもこれ、もったいないと思うんですよね。

言葉としては「ごめんなさい」だからです。そして、そう受け取る人がいるからです。

そう受け取った人は、「謝られた」という印象になります。

「誤ってきた人」という印象が残るのはすごくもったいない・・・

「すみません」の代わりに「ありがとう」と言おう

前置きが長くなりました。

ここで私が実践して、すごく効果があったと思う具体的な方法をお伝えします。

タイトルのとおりです。

「すみません」という代わりに「ありがとう」と言うだけ。

シンプルですが、今から実践できますよね。

「ありがとう」のニュアンスを持つ「すみません」を置き換えるのは比較的簡単ですよね。

「醤油取って」→「はいどうぞ」→「ありがとう!」

という感じ。

でも実は「すみませんをありがとうに置き換える方法」って万能なんですよ。

「申し訳ないです」のニュアンスを持つ「すみません」も置き換えられるからです。

たとえばこんな感じ。

「時間に遅れてすみません」→「大丈夫です!時間をずらしておきます」→「ご迷惑をおかけしてすみません🙇」

ではなく

「時間に遅れてすみません」「→大丈夫です!時間をずらしておきます」→「ご対応いただきありがとうございます!!嬉しいです!」

という感じ。

すごくないですか??
感動しているの、私だけですか??笑

今から「すみません」を「ありがとう」に置き換えよう

これ、騙されたと思ってやってみてください。まず今日1日。

忘れてしまう物なので、何かに書いて、思い出す度にまた開始して、癖になればこっちの物です。

ありがとうになると、絵文字も自然と変わるので、絵文字も直るはず。

私はこれで、結構人生変わったと思ってますよ!

大げさに聞こえるようで、本当の話。

お試しあれ!

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