断捨離の極意(道半ば)

フィロソフィー

2020年7月に地方移住をしてからというもの、徐々に自分のものを減らしています。
ミニマリストとは、思想である。。」の記事でも書いた通り、物を減らすことが大切なのではなく、物を減らしたことによる「心の余白」みたいなものが得られることが最大の魅力なんですよね。

物が減れば余計なことを考えることが少なくなる。

これは、意図的に物を減らした人しか体験できない感覚だと思います。
元々物が少ない人は、元々その状態を享受できているんですかね、きっと。

「心の余白」を手に入れて、やりたいことやアイデアが溢れてくる状態。。を目指したい。

だからこそ、「ここまで物を減らしたらいい」のような絶対的な量ではなく、自分のマインドの変化が大事だということです。

た・だ・し!!

だからといって物で溢れ、「いつか使うから」といつまでも後生大事に物を取っておいては、いつまでだっても「心の余白」を実感できる日が訪れないのも確か。

だからこそ、やはり物は減らしたほうが良い。

でも、「自分は持ち物が多いタイプで、なかなか減らせない!!」という方も多いはず。

私もそうなんです。持ち物がとにかく多い。私もまだ道半ば。今の持ち物の、3分の2ぐらいまで減らしたいなと思っています。
物理的な量で言うと、約2畳のウォークインクローゼット1つの中に、全ての持ち物を収めたいと思っています。

それでもこの1年で持ち物を半分ぐらいに減らした私なりの「断捨離の極意」をお伝えします。

小口式 断捨離の極意

断捨離の極意は大きくまとめると次の3つ

  1. 物を買うときの「シンプルルール」を決める
  2. 収納場所を減らす
  3. 物を捨てる判断基準とルーティンを明確に決める

ではそれぞれさくっと解説していきます。

1.物を買うときの「シンプルルール」を決める

まずは「物を増やさない」ことが必要なことは明白ですよね。
そのため、「買い物」をまずはコントロールします。

私の物を買うときのシンプルルールはこの4つ。

  1. 大好きと思える物は買ってOK
  2. 大好きでなくても、時間を削減するものなら買ってOK
  3. 必要不可欠で、今の持ち物で代替不可能なら買ってOK
  4. 1つ物を買ったら、1つ手放す

このシンプルなルールに則り、買い物をしていきます。
中途半端に4つなのは、4つ目の「1つ物を買ったら、1つ手放す」+その他3つのルールという感じだから。
1〜3のルールで買い物をして、いずれにしろ買い物をしたら1つ手放すということです。

それぞれいろいろな判断基準があると思いますが、一度決めて、すぐに見返せるスマホのメモなんかに入れておくといいです。
忘れちゃうので。

2.収納場所を減らす

「収納」って聞くとなんかプラスのイメージがありますが、私は物が増える原因の大半は「収納」があるからだと思っています。
つまり、断捨離の最大の敵は「収納スペース」です。

例えば、仕事って締め切りいっぱい使っちゃいませんか?締切がギリギリだと、結局それなりに終わる。でも余白を埋めちゃおうとする。

そう、人間は余白を埋めちゃおうとする生き物なんですよね。

それは時間だけではなくて物にも言えます。

実際、去年うちの冷蔵庫を2倍以上の大きさに変えたところ、3週間ぐらいでパンパンです。半分の大きさで足りていたのに!!

「家が大きくなったら、物も増える」って言いますよね。だから、物理的に収納場所を無くしてください。

本棚がたくさんあるなら、本棚をなくす。

細かく収納できる箱や便利なボックス類があるなら、それを捨てるか譲るかして手放す。

そうして、収納場所を強制的に無くしていくんです。

私は「この本棚を全部なくす」と決め、減らしました。並べると6m分ぐらいの本を処分することができました。

3.物を手放す判断基準とルーティンを明確に決める

そしてこれです。ここでは、自分のルールと、「こんまりさん」こと、近藤麻理恵さんのルールも使います。
コンマリさんは「人生がときめく片づけの魔法」で一躍有名になりましたよね。今やNetflixでも番組を持つほど。

あ、ちなみにこんまりさんの本、AmazonのAudibleなら今無料で聞けるっぽいですね。初月無料でいつでもすぐ解約できるので、気になる方は登録してみてください。

脱線しましたが、私の物を捨てる判断基準とルールは以下の通り。

  1. 定期的に「断捨離ウィーク」を実施する
  2. 「いつか使う」は使わないので、手放す。
  3. 手放すか取っておくか迷ったら、手放す
  4. 手に持ってみて、それが好きだと感じたら捨てない
  5. 名残惜しい時は、写真に撮ってから手放す

ちょっと今回多いですが、短めに説明しますね。

定期的に「断捨離ウィーク」を実施する

これは私が独自にやっている遊びです。
「1日1つ、何でも良いから手放す」という期間を定めます。「ウィーク」と名付けていますが、2週間〜1ヶ月ぐらいやることが多いです。

まずカレンダーに「断捨離ウィーク」と、期間中毎日繰り返しのタスクとして入れていきます。

手放したら、手放したものを入力。

手放すものは、紙1枚でもOK。とにかくなんでも良いから1つ手放す。

これを1年に2〜3回行う感じです。

移住後は、これを3ヶ月ぐらいやっていました笑

ただ、何か吹っ切れた時に、1日1つ以上一気に手放したりもしていましたが😅

「紙1枚でもOK」ぐらいハードルを下げるとやりやすいですよ。

「いつか使う」は使わないので、手放す。

この名の通りです。

例えばこんなもの

  • 大量に余ったクリップ
  • 誕生日に使った数字のローソク
  • 大量にある付箋
  • どこかでもらってきた企業のボールペン
  • 何に使うかわからないコード類

などなど、上げたらキリが無いですね。

これ、絶対使いません。今すぐ手放しましょう。

手放すか取っておくか迷ったら、手放す

これはちょっとハードルが高いです。正直、迷って手元に残すこともあります。

ただ、ここで大事なポイントは、「捨てようかな、持っておこうかな・・」っていう思考、結構頻繁にしてしまうんですよね。

それが本当に無駄だなと思って、思い切って捨ててみたことがあるんです。

そうしたら、その後は全くその物のことを思い出すことも無ければ、もちろん悩む時間もない!本当にスッキリしたんですよね。

無理やり思い出すと、服とか本がそれに当たりますね。「いつか着る(読む)かも・・でもどうしようかな・・・」みたいなやつです。

思い切って手放してみると、この感覚味わえると思いますよ。

手に持ってみて、それが好きだと感じたら捨てない

これは、こんまりさん式です。

こんまりさんは、「ときめくかときめかないか」という表現をしています。

著書の中では、「またこれを見つけた時に買うかどうか」と考えてもOKと書いてありました。

具体的な思考ですね。

私は手に持ってみて「これやっぱり好きだなぁ!」と思ったら、使わなそうなものでも取っておいています。

なぜなら、「好きなもの」は残すというルールがあるから。

名残惜しい時は、写真に撮ってから手放す

とはいえ、絶対に使わないけど名残惜しいものはありますよね。

そうしたら、写真に撮って手放しましょう。

すると不思議なことになんとなくスッキリ。

そして、絶対にその写真は見返しません笑

断捨離をしたその先には何がある?

私は今もちょこちょこ断捨離をしていて、2022年に入った今もやっています。

一気にやればいいと思う人もいるかもしれませんが、私みたいに一気に進められない人もいると思うんですよね。

というより、色々手放してみるとコツを掴んでくるんですよね。

「これもいらないか!」と、結構あっさり手放せたりするんです。

だからこそ、第1段階を経て、次はこの本も手放せる!みたいな感じで第2段、第3段があるわけです。

で、断捨離をしたその先に何があるか、私はまだ体感しきっていませんが、「心の余白」があると信じて続けています。

そして、その他のメリットとしては、移動がしやすいことが挙げられます。

今後、例えばまた移住をしたり、海外に行く!となったとき、やっぱり物が少ないっていいですよね。身軽です。

自分のモットーでもある「自由に、軽やかに。」の思想にもピッタリ。

ということで、心の余白を求めて、今日も断捨離をしていきます。

「人間関係」「行動」などの断捨離は、気が向いたらまた書きますね😊

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