近年、働く時間が増加していることが社会問題として取り上げられていて、結構これが幸福度を左右しているんじゃないかと思っています。
個人の意見を、科学的根拠やエビデンスゼロでお伝えしたいと思います。
悩み=意味のない思考の連鎖 だと思っています。それを前提に、ちょっと私が嫌いな「通知」を例に書いてみます。
個人レベルで、仕事が嫌いとかもっと仕事の時間を増やしたい!とか、そういうのは一旦置いておいて。
いつでも通知がくる、いつでもメールが見られる、いつでも反応できる状態がよくないんじゃないかと。
なぜなら、自分では気づかなくても脳が常にその通知に微妙にフォーカスを続けていることになり、「何も考えていない時間」が作れないのが個人的には影響が大きいと思っています。
スマホもない時代はインターネット環境も整っていなくて、会社を離れれば強制的に仕事から断絶されていたんだと思います。実はそれが良かった。
今は違います。常に通知がきて、反応しようと思えば反応できる環境にいる人が多いと思う。
しかもそこで、私のようなタイプは「返事したほうがいいかな」「返事しないと、なんか思われるかな」「いや、この時間は返事しなくてもいいよな」「でもだからこそ返事したほうが良いのか?」という無限ループの思考に陥るのです。
つまり、何かをきっかけに同じことをぐるぐるずっと思考し続ける。そうすると脳が「何も考えていない時間」を作れなくなり、寝る前にそれを考えていると気づくと寝ている間や少し目が覚めた瞬間もずっと考えている。
そうなると終わり。夜も夜中も翌朝も、そして翌日からも、、、コンディションが悪い負のループに陥るのです。
だから、私のおすすめは「自分で努力して何も考えない時間を作る」こと。「何も考えない」に努力するんです。意味不明だと思うんですが、これが結構難しくて、数秒で自動的に思考が発生してきます。それをなんとか何も考えない空っぽ状態を作るんです。
多分多くの人は、そういうぐるぐる思考が自動的に巡っていることにさえ気づいていないです。
自分も、これに気づく前は意識したこともないし、考えたこともありませんでした。
でも、何も考えていない時間を作ることを意識的に続けていると、「今なにか考えている」ということに気付けるようになります。自分は、この数年努力して何も考えない時間を作り始めたら、意外と勝手に色々なことを思考していることに気づくことができました。
きっかけはミニマリストになったこと。空間に余白を作ったのは、思考に余白を作りたかったから。思考の余白とは何かを考えていったら、何も考えていない「脳の余地」みたいなことなんじゃないかとイメージして、何も考えない時間がいいんじゃないかと考え始めました。
そうすると、とてつもなく不思議なのですが、悩み的なこと、ぐるぐる色々考えることがストップします。
それに加え、最近は忙しいのでムダなことを考える余地もなくなってきます。
忙しい=不幸 ではないです。考えても意味のない思考に自動的に支配され、ぐるぐるぐるぐる同じことを考えてしまうことが不幸の出発点だと思います。悩みが増えている感じがする状態です。
こぐち式 悩みが多いときの解決策は、何も考えない状態を意識的に努力して作り、さらに忙しくすること。
そうすると、あまり悩み自体が発生しなくなってきます。
今回は「意味のない思考の連鎖のきっかけになり得る通知」を題材に話しましたが、それぞれ無意味な思考が始まるトリガーが違うと思うので、そこに気づけると人生に勝利したも同然です。
ご参考まで!